聞くところによると、掲示板やSNSは「自分の意見を詳しく長々と書いて発信する」のには向かないらしい
らしい。と言っても自分にも心当たりがあるのでむしろ同意
「こいつもうちょっと短くまとめられないのかよ・・・」
「もうブログ作れよ、そこで詳しく書けば揚げ足取りにも会いづらいだろうに」
と、うんざりしたことのある読者もいるはず

さて、これを踏まえて本題に移りたい
ちなみに自分は

• SNSを使ったことが無い
• 主にまとめサイトのコメント欄を多用している
• 以後は「掲示板やSNSやコメント欄」を略して「掲示板等」と呼ぶことにする

掲示板等における長文

相手の意見が間違っている根拠
それを分かりやすく伝えるための前例
さらに対策や代替案を書き連ねるとなれば、かなりのボリュームになってしまう
これをそのまま掲示板等のレスやツイートなどで小分けにして発信すると
俗にいう「長文」「連投」と忌み嫌われるものへ成り果てる

掲示板等は例えるならば「井戸端会議の電子版」なのである
軽妙なやりとりや、ちょっとした情報交換は見て（読んで）いて楽しいし
それに対しては悪い評判を全く聞かない・・・というより、それらが重視されている節がある
やはり、掲示板等は「短文でのコミュニケーション」が適切な用途なのだと思う
（長文でやりとりしている場合もあるが、当人らがそれでいいなら、それでいいとも思う）

そんな中で長文が、それも連続で投下されれば迷惑に感じる人がいるのも無理はない
かくいう自分もそうなのだが、同時に「長文を連続で投稿する」人間でもあるので歯がゆい思いでいる

ブログや個人HPの長所

掲示板等とは逆に、ブログや個人HP（ホームページ）は長文で意見を発信するのに向いてる・・・と聞いた
冒頭と同じくネットで見かけた考え方だったが、やはり心当たりがある
ブログや個人HPでは普通のボリュームが、掲示板等だと明らかに多すぎるし
逆に掲示板等では長文だとされる量でも、ブログや個人HPだとちょうどいい
むしろ物足りないと感じることもある
そして自分は、掲示板等で意見を発信したり、やりとりすることに限界を感じていた

まとめサイトのコメント欄は、数日で話題は古くなって他人の関心が薄れて（他所に移って）しまうし
掲示板はといえば、その時のにぎわいが持続するとは限らないうえ、下手すれば過去ログと化してしまうし
かといって誰かが自分の望む話題や流れを作ってくれるわけでもない
運よく似た状況になっても、そのとき自分の考えがまとまってるとは限らない
まとまっていたとしても、向こうの立場の意見や既出な情報も踏まえて、的確に文章に起こせるかどうか・・・

ゆえに自分はこのブログをつくるに至った

疑問や怒りを「詳しく」発信したい

その場の空気などというものは無い（無いのだから壊れるはずがない）
短文・長文・連投も思いのまま
関心をもった人が勝手に来てくれる
自分が話題を提供できる
記事を書きながら考えをまとめられる

極めつけは
記事へのリンクを貼るだけで意見を発信できるようになる
自分はもちろん、共感したり、答えを見つけられてなかった人が
その場のアドリブで文章を起こさずとも
意見を発信して、注意したり、論破したり、クズを追い払ったりできる
はたまた逆に詭弁であると指摘されたら、それを踏まえて記事を加筆修正して強化し次に備える

こうすることで
かつて起こった論争を再発しにくくして、同じ疑問や怒りが湧いてくるのを未然に防ぐことがこのブログの目的、あるいはその一つである

こんな一文を追加してほしい、こんな説にも物申してほしいといった要望があればコメント欄へどうぞ